福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト
since 2011 summer
原発事故被災地の子どもたちの保養「たこ焼きキャンプ」を主催する
「福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト」のホームページです。
たこ焼きキャンプ☀家族で夏休み2024 終了しました
おかげさまで、今年も4家族を迎え、無事に終えることができました。
台風の影響も受けましたが、昨年までと同様、充実した取り組みになりました。
ご支援いただいた方々に心より感謝申し上げます。
(キャンプ中の様子は、ブログでご覧ください。)
□日程 2024年8月16日(金)~19日(月)
□開催場所 兵庫県姫路市仁豊野 『カトリック淳心の家』
最近の記事
(2024年)
〇6月5日 たこ焼きキャンプ☀家族で夏休み 参加者募集終了しました。
〇4月7日 子どもと原子力災害 保養資料室《ほよよん》 プレオープンイベント
〇4月2日 たこフェス2024 ~たこ焼キャンプ再会交流イベントinいわき~ 開催しました!
(2023年~2024年)
〇10月22日と3月6日 スタッフへのインタビュー(前・後編)
〇8月22日~26日 たこ焼きキャンプ☀家族で夏休み2023 第一日目~最終日レポート(4回)
そんな思いから、兵庫県明石市を中心に市民活動をしてきたメンバーがプロジェクトを立ち上げました。2011年から福島県など原発事故被災地に住む子どもたちを招いて、夏休みに保養プログラム『たこ焼きキャンプ』を実施してきました。
詳しくは以下をクリック!
2011年3月、東日本大震災と福島県で起きた原発事故。子どもたちを一時でも安心できるところへと、《たこキャン=たこ焼きキャンプ》は始まりました。
スタート当初は赤ちゃんからお母さんまで、その後数年間は小中学生20人から30人が福島県とその周辺からやってきました。コロナ禍で2年間休止した後、2022年には親子4組15名を迎え再開。兵庫県の自然の中で、子どもたちはおもいっきり遊びます。
福島の親子と兵庫県・関西在住のボランティアメンバーが心のこもった交流を続けています。
保養キャンプ(プログラム)とは、原発事故で放射能の影響を受けている人たちが、被ばくの不安から一時的にのがれ、心身の疲れを癒す取り組みのことです。子どもにとっては安心して自然の中であそべる貴重な機会であり、共同生活を通して互いに成長する場ともなっています。親も不安を語り合え、放射能の影響下での子育ての苦労を一休みできます。
1986年のチェルノブイリ原発事故の後、影響を受けた国々で子どもたちの健康を守る取り組みとして始まり、今も続けられています。日本でも2011年の東京電力福島第一原発事故の後、各地で保養が行われ、2016年には300以上の団体が保養の受け入れを行ったといわれています。
★息子は「福島ではダメだけど、明石では地面に触っても大丈夫なんだよ」と教えてくれました。(2011年)
★今もなお学校や公園にある線量計の数値を気にしながら、その場所で子供達が無邪気に遊ぶ姿を見ると何とも言えない気持ちになります。そんな中で子供達がおもいっきり外で遊び回り、土や木や草、海を感じられることがとてもありがたいです。(2017年)
★11年過ぎましたが、今も不安を抱える友がいます。子供達に蓄積されたセシウムはいつか病気を招かないか…(2022年)